石膏装飾の事例
吉村興業の石膏装飾の事例をご紹介します。
当社本社社屋の石膏装飾の施工風景です。
石膏の元になるパーツを型抜きしていきます。
ブリキで型を作ってその上に石膏を流し、
中央は木の板を回転させて形造っていきます。
作ったパーツを貼り付けていきます。
同じ材料(石膏)で天井に貼りつけていきますので、
ビスは一本も使っていませんが、天井と一体となります。
天井の漆喰仕上げです。
塗り付けて水引き加減を見て押さえています。
平らにするために何度もこなしていきます。
(押さえる、こなす=表面を平滑にすること。)
完成写真です。
継ぎ目がない1本ものであるほど価値が高く、
この本社の石膏の蛇腹(じゃばら)は最大で5800mmです。
(蛇腹=建物の天井と壁の境目を帯状に飾る装飾。モールディングともいう。)
完成写真です。
天井がくり抜かれたようになっていて、
そこに石膏装飾の中心飾りが装飾されています。
左官で造る蛇腹や中心飾りの石膏装飾は、
一般住宅のシャンデリア周りの装飾や、
大使館、美術館、ホテルなどにもよく使われています。
お読みくださり、有難うございました。 あずさ