竹小舞下地 土壁 Part3
若葉青葉の候、みなさんお変わりございませんか。
今回は、竹小舞下地 土壁Part3をご紹介します。
むら直し(底埋め)
普通は塗り厚を2~3分残して平らに塗るのがよいが、
真ん中を高く塗るようにする。
そうすることにより、鏝の角が利かず、鏝波が消えやすい。
この際、鏝圧を十分にかけて塗り付けると、剥離を防ぐ1番のポイントとなる。
中塗り仕上(中塗仕舞い)
荒壁・裏返し・貫伏せ・チリ廻り・底埋めと手順通りに行い、
次の中塗で仕上とする工法。
土は中塗土を使用する。
切返し仕上
今回は、5~8分のひだし苆を使用し、中塗よりは上品な印象を感じられる仕上。
土は中塗土を使用しましたが、聚楽土を少々足してもよいそうです。
漆喰押え仕上
石灰・麻苆を主原料とした内外両用に使える仕上。
砂漆喰を薄く塗り、水引きの具合を見て上塗漆喰を2回塗で塗り付ける。
、、、ここまでお読みくださり、有難うございます。
今回で竹小舞下地 土壁 シリーズは終了になります。
沢山の方に読んでいただけるよう、新しいネタを用意していますので、
更新までしばらくお待ちください!! あずさ